本当に信頼できる国産オーガニックコスメ厳選5ブランドランキング

オーガニック

こんにちは、コスメコンシェルジュの伊藤羊子です。

ボタニカルシャンプーや天然素材への注目や関心が高まり、自然派さんやナチュラルコスメ好きの敏感肌さんなら、オーガニックコスメにも注目しているのではないでしょうか。

オーガニックコスメの人気はどんどん上昇していますが、日本のオーガニックコスメ市場はまだまだ発展途上です。

さまざまなメーカーがオーガニックコスメを販売し市場が盛り上がっている中、日本ではまだオーガニックコスメに対する厳密な規制や基準がなく、成分のほんの一部にオーガニックのものが使われているだけでもオーガニックコスメを名乗れてしまう、といった側面もあります。

消費者としてはなんとも納得しがたい話ですが、今現在の化粧品業界ではこういうことになっている、ということを踏まえて、購入する側もブランドや原材料をよく吟味する姿勢を持ちたいものです。

ヨーロッパ等では各国でオーガニックコスメに対する厳しい基準が設けられているので、海外のオーガニックコスメを選べば間違いないんじゃない?というのも、もちろんひとつの選択肢。

ですが、それでも日本産のオーガニックコスメを敢えて選びたい理由があるんです。

このページでは、なぜ国産のオーガニックコスメを選ぶべきか?どんな国産オーガニックコスメを選べばよいか?といった内容のほか、そもそもオーガニックコスメとはどんなスキンケア化粧品なのか、どんなところがいいのか、どんなところが良くないのかなどを分かりやすくご案内します。

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それでも国産オーガニックコスメを選びたい理由 その1

海外のオーガニックコスメには、素晴らしい製品や素晴らしいブランドがたくさんあります。

オーガニックコスメにあまり興味がない人でも名前やロゴマーク、販売店を見たことがあるような有名オーガニックコスメブランドでは、原料になる植物を育てる環境からこだわって作られているものがたくさんあり、世界中の人たちから愛されています。

もちろんそういった海外のオーガニックコスメブランドの製品もいいのですが、国産オーガニックコスメには国産オーガニックコスメの良さがあります。

なんといっても「日本の気候風土や日本人の肌質や好みに合わせて作られている」ということ。
これは非常に大切なことです。

外国産のオーガニックコスメが合わなかった人の理由は、よい香りであってもその香りが強すぎて辛い、アルコール感が強すぎる、パッケージの品質(デザインではなくポンプの出方など)に満足できないなどが多く挙げられますが、これは肌質や感覚、生活習慣などの違いから生まれる不満点です。

その点、国産のオーガニックコスメは使い心地や使い勝手の上で非常に繊細な配慮がされているものが多く、「日本人好み」に作られているので、そういった不満点が少ないんです。

 

それでも国産オーガニックコスメを選びたい理由 その2

また、価格の面でも国産オーガニックコスメは継続して使いやすいお値段になっています。

外国産のオーガニックコスメも、現地で購入するのであればそれほど高価なおねだんではないものでも、やはり海を渡って日本で販売されるとなるとかなり高級な価格になっているものが少なくありません。

オーガニックコスメは即効性を求めるスキンケアコスメというよりは、どちらかというと長く継続して使うことで本領を発揮するアイテムが多いですから、「買いやすい・継続しやすい価格」というのは大切なポイントの一つです。

本当に信頼できるオーガニックコスメブランド厳選ランキング

国産オーガニックコスメでも、海外のオーガニック認証機関の基準に勝るとも劣らない厳しい自社基準を設けてよい製品を作っているブランドがたくさんあります。

その中で、知名度や口コミ人気、コスメコンシェルジュ伊藤羊子の分析も交えて、「これなら安心!大丈夫!」とオススメできるブランドをランキング形式でご紹介します。

crown01【1位】HANAオーガニック

HANAオーガニック

マイロハスアワードや@コスメ美容液部門第1位に輝いたこともある実力派の国産オーガニックコスメ。厳しい自社基準を設け、お肌への優しさにこだわって作られています。

オーガニックコスメでありながら、シミや美白対策に力を入れているところも高ポイント。ローズの肌再生力と、皮膚常在菌バランスを整えるバイオエコリアが肌本来の力を取り戻す手助けをしてくれます。

国産オーガニック1位

2015年度、HANAオーガニックが「国産オーガニックコスメの通販売上第1位」に輝きました!その後も雑誌などのメディア登場頻度も高くなっており、特に美容ライターさんや美容家さんがおすすめしているのが特徴的です。

HANAオーガニックの詳細を見る >>

 

伊藤羊子が実際に使ってみた使用感はこちら>>

HANAオーガニックに対する愛を熱苦しく語った記事はこちら>>

 

 
crown01【2位】L’ORACLE(オラクル)

オラクル

 

芸能人やモデルさんにも愛用者が多く、北海道に自社農場を持つほどのこだわりをもつオラクル化粧品。

石油由来成分や合成界面活性剤を使用せず、植物の力を引き出して作られています。

 

使用原料のオーガニック比率が明らかにされていない点だけが唯一のマイナスポイント。

それ以外の点では非の打ちどころのない、知名度・実力ともに高い国産オーガニックコスメです。

 

オラクルの詳細を見る >>

crown01【3位】 琉白(るはく)

月桃や海ぶどう、クチャなど、沖縄の素材を中心に作られた琉白の化粧品は、世界でも最大規模のオーガニック認証機関「エコサート」の認証を取得しているオーガニック化粧品です。

シンプルながらも贅沢なお手入れで、肌本来の力を取り戻すケアを推奨しています。

比較的お値段設定が低めで、使い続けやすいのも嬉しいポイント。

琉白の詳細を見る >>

 

【4位】 Lar ネオナチュラル

Larネオナチュラル

 

へちまや月桃など、古くからお肌のお手入れやトラブルに使われてきた植物を中心に配合し、肌本来のもつ常在菌のバランスを壊さないスキンケアがモットーのネオナチュラル。

浜崎あゆみさんがライフスタイルブックで愛用コスメとして紹介してから、さらに注目度が高まっています。

 

 

ネオナチュラルの詳細を見る >>

 

 【5位】アムリターラ

アムリターラ

 

合成界面活性剤を使用せず植物レシチンで乳化。

合成ポリマーを使わずこんにゃくや寒天を使用するなど、徹底的にこだわった独自基準で作られた国産オーガニックコスメです。

「アンチエイジングの鬼」で有名な勝田小百合さんプロデュースのブランドとしても知られています。

 

アムリターラの詳細を見る >>

こちらで紹介している国産オーガニックコスメは、どれも厳しい自社基準を設けた本当のオーガニックコスメです。

使い心地や肌質によって好みや合う合わないがある可能性はありますが、安心安全であることは間違いありません。
(ただし、特定の植物や成分にアレルギーがある場合は注意してください)

日本の気候風土と日本人の肌質と好みに合わせて作られた「本当の国産オーガニックコスメ」をぜひ体験してみてくださいね

そもそも、オーガニックコスメとはどんな化粧品のこと?

オーガニック食品、オーガニックコットン、オーガニックコスメなどなど、私たちの身のまわりで「オーガニック」という言葉は今やさまざまな場面で聞かれるようになりました。

「オーガニック」とは「有機栽培」のことで、化学肥料や化学農薬に頼らずに、有機肥料(昔ながらの堆肥や落ち葉など)を使用して、植物本来の力や土の持つ力を活かして栽培する農法のことです。

オーガニックコスメ

そういった昔ながらの自然な農法で育てられた植物を原料に作られた化粧品がオーガニックコスメと呼ばれています。

オーガニックコスメの多くは、昔ながらの「おばあちゃんの知恵」や「民間療法」など、伝統的に使われてきたハーブや薬草の知恵から生まれています。

たとえば日本では、古くからヘチマ水を化粧水として利用したり、米ぬかで体を磨いたりしてきました。そのように、身近な植物を肌のお手入れやキズの回復のために使ってきた長年の経験と知識が生かされているのも、オーガニックコスメの大きな特徴のひとつです。

石油由来の成分は可能な限り使用しないのがオーガニックコスメ

そして、できる限り石油由来の成分を使用していないのもオーガニックコスメの特徴です。

日本にはまだオーガニックコスメのきちんとした基準がありませんが、世界各国ではエコサートやBDTH、SoCertなどのオーガニックコスメ認証機関があり、きびしい審査基準をクリアしないとオーガニックコスメを名乗ることができません。

オーガニック認証

とはいえ、これらの認証機関の基準はそれぞれ若干の違いがあり、一部の石油由来成分や化学合成成分を可としているものもありますので、オーガニック認証が付いているからといってすべての製品が100%天然成分でできているとは限りません。

が、オーガニック基準の目安としては大いに信頼できるものですので「これからオーガニックコスメを使ってみたい」という人にとっては大きな指針になってくれます。

日本でも有名なオーガニックコスメブランドといえば?

オーガニックコスメ

世界にはたくさんの素敵なオーガニックコスメブランドがありますが、その中でも比較的日本国内でも手に入りやすく、かつ知名度もあるオーガニックスキンケアブランドをご紹介します。

  • Dr.ハウシュカ
  • ジュリーク
  • マルティナオーガニックコスメティック
  • オーガニック・ボタニクス
  • トリロジー
  • ヴェレダ
  • ニールズヤードレメディーズ
  • アルジタル
  • ガミラシークレット
  • SHIGETA

これらのブランドは百貨店にコスメカウンターがあったり、コスメキッチンやビューティーライブラリーなどのナチュラル系コスメショップで扱っていたり、オンラインショップで購入できたりと、日本でも比較的手に入りやすく身近なブランドです。
(お値段的にちょっと身近とは言いにくいものも混ざっていますが……笑)

もし見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね!

オーガニックコスメって効果はあるの?

オーガニックコスメは、植物由来の成分をたっぷりと使っていることもあって、お肌に優しいというイメージがあります。
その反面、いまひとつスキンケア効果は弱いのでは?というイメージもあるのではないでしょうか。

一般的なケミカルコスメを西洋薬、オーガニックコスメを漢方薬というふうに例えられることもあるように、たしかに「このシミを消したい!」「このシワをすぐになんとかしたい!」という場合は、対処療法の得意なケミカルコスメのほうが即効性を感じられるかもしれません。

漢方

しかし、漢方薬でも使いようによっては即効性があるものもあります。

風邪の引き始めに葛根湯を飲んで治す人も多いのではないでしょうか。葛根湯はすぐに効き目を実感できる漢方薬として私たちの暮らしの中に溶け込んでいます。

それと同じように、オーガニックコスメの中にもすぐに顔のくすみが抜けるのを実感できたり、肌が元気になってくるのを実感できたりすることも少なくありません。

とはいえオーガニックコスメは、肌の悩みをピンポイントで対処するというよりは肌全体の機能や肌力そのものをアップすることを得意としているのは確かです。

オーガニック

そのため、いまいち効果が分からない・・・と思ってしまう人がいることも事実ではあります。
特に、長年ケミカルコスメを愛用してきた人は、肌そのものの力が弱っているのを科学の力で補っていた場合が多いので、すぐにはオーガニックコスメの力を実感しにくい傾向にあるようです。

が、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年と長い目で見ると「肌そのものが元気になってきた」「肌荒れしなくなった」「これまでの肌悩みはなんだったんだろう!」と、肌本来の力を取り戻していく人が多いことも事実。

石油由来成分を使わなくなって、肌がどんどん変わっていくのを体感する人も少なくありません。

オーガニックコスメはお肌に優しいの?誰にでも合うの?

オーガニックコスメは、植物由来の成分を贅沢に配合した化粧品。
合成の保存料や香料などを使った化学成分たっぷりのケミカルコスメに対し、保存や香り付けにも植物由来の成分を使っている場合が多く、お肌への負担が少ないことでも人気があります。

ただし、いくらお肌に優しいオーガニックコスメでも、すべての人に合うとは限りません。

植物のエキスというのは、非常に複雑な構造でできており、科学では解明されていない部分もあります。
そのため、多くの人にとっては有効な成分でも、ある人にとっては合わない場合もあり得るのです。

また、ゆでたほうれん草や里芋、長芋で手がかゆくなる人もいれば、触っても平気な人もいるように、「合う、合わない」の相性はどうしても分かれてしまいます。

オーガニックコスメに限らず初めての化粧品を使うときは、できればトライアルセットのあるものや、初回返金保証のあるもので相性を試してから本商品を購入することをオススメします。

気をつけたい「国産オーガニックコスメ」の罠

日本にはまだオーガニックコスメの基準がきちんと設けられていない、と書きました。
そのため、国産のオーガニックコスメを買う場合は少々注意が必要です。

成分のxx%以上がオーガニック成分であることや使用してよい化学由来成分が厳格に決められている海外のオーガニックコスメとは違い、日本にはそういった基準がないため、ほんの1種類、ほんの0.1%でもオーガニック成分が配合されていれば「オーガニックコスメ」を名乗ることができてしまうのです。 

つまり極端な話、たとえばオーガニックローズ水がほんの少し入っているだけで、製品のほとんどが石油由来成分や化学成分でできていたとしても「オーガニックコスメ」として販売できるというのが日本の現状です。

消費者としては納得のいく話ではありませんが、法的には何ら問題はありませんし、現にそういったコスメが売られているのを見かけることも少なくありません。

せっかくお肌本来の力を育てるケアを始めようとオーガニックコスメを選ぶのであれば、きちんとしたものを選ばなければ元も子もありませんよね。

パッケージにオーガニックって書いてあるから大丈夫!と選ぶのではなく、消費者側もそういった残念な現状があることを知っておくことも必要です。

国産のオーガニックコスメの中にも、海外のオーガニック認証を受けている製品がありますので、認証マークを参考にするのもひとつの手です。

また、海外の認証は受けていないブランドでも、厳格な自社基準を設けて、海外のオーガニックコスメ以上にこだわった製品を作っている日本のオーガニック化粧品メーカーさんもあります。
それがこちらで紹介している国産オーガニックコスメブランドです。

 

【まとめ】国産オーガニックコスメをきちんと選ぼう!

とっても長く書きましたが、オーガニックコスメの要点をまとめると5行で済みます。

  1. オーガニックコスメとは、有機栽培の植物を中心に作られた化粧品のこと
  2. 世界では厳しい基準が設けられているけれど、日本ではまだ明確な基準がない
  3. オーガニックコスメ=即効性がないわけではない
  4. 肌本来の力を取り戻し、健やかな状態に保つことに長けている
  5. オーガニックコスメはお肌に優しいものが多いけれど、合う合わないはあるのでトライアルセットのあるものから試してみる

国産のオーガニックコスメの中には、ケミカルコスメとほとんど変わらないような製品もあります。
せっかくお肌本来の力を育てるケアを始めようとオーガニックコスメを選ぶのであれば、きちんと「オーガニック」にこだわって作られたアイテムを選びたいですね。

この記事では、国産オーガニックコスメの中でも特にきびしい自社基準とオーガニックへのこだわりをもったブランドを紹介しました。
→もう一度ランキングを見たい人はこちら

オーガニックコスメの世界に足を踏み入れると、その奥深さと心地よさに夢中になってしまう人もたくさんいます。
ぜひ一度、オーガニックの世界をのぞいてみてくださいね!

 

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