こんにちは、コスメコンシェルジュの伊藤羊子です。
シミやくすみは、多くの敏感肌さんが鏡を見てはため息をついてしまうお悩みのひとつです。
というのも、炎症を起こしやすい敏感肌さんは健康な肌と比べてどうしてもシミやくすみができやすい状態になっているからです。
美白の本質を考える:シミは悪者?敏感肌にシミができやすい理由と対策
- シミやくすみが気になるけど、美白化粧品は刺激が強くて使えない
- シミやくすみのケアを根本からなんとかしたい
- 100%植物由来成分の美白化粧品を探していた
ひとつでも当てはまる人に嬉しい美白アイテムがHANAオーガニックから発売されました。
HANAオーガニックは、当サイトで「肌本来の持つ力を高めるコスメ」としておすすめしている国産オーガニックコスメブランドです。
ホワイトシリーズとして、3月にホワイトケア美容液「ホワイトジェリー」がリリースされ、6月には医薬部外品美白スポットクリーム「ホワイトクリーム」が登場しました。
このHANAオーガニックのホワイトシリーズ、何がすごいのかというと、
オーガニック業界初の天然由来100%美白美容液、化粧品業界初のオーガニック薬用美白クリーム
医薬部外品基準とオーガニック基準を両立するため、市場にない原料は特注で生産(薬用美白クリーム)」
シミを消すだけでなく、シミを作る細胞の暴走にアプローチする処方
アルブチンの5倍のメラニン生成抑制効果があるとエビデンス(科学的根拠)のある植物成分を採用
という、これまでになかった美白アイテムなんです。
HANAオーガニックホワイトシリーズ特別キャンペーンサイトを見る
今日は、そんなHANAオーガニックの新しい美白ケアについて、詳しくご紹介します!
もくじ
HANAオーガニックの自信作!植物由来成分100%のオーガニック美白とは
HANAオーガニックには、ホワイトシリーズ誕生前から、「自らの肌力を高めることで透明感のある健やかな肌を育てる」「ターンオーバーを正常化し、シミやくすみを追い出す」というコンセプトがありました。
本来、シミもくすみもお肌が健康であれば、自然と排出されていくべきものです。
ところが、その排出がうまくいかない、排出される早さよりさらに新しいメラニン色素が多く作られてしまう、という「細胞の暴走」がシミやくすみのお悩みの大きな根本的原因のひとつになっています。
そこでHANAオーガニックが着目したのが、伝承的療法とオーガニック植物の融合によるさらに前向きな美白ケアと、天然100%でありながら現代の皮膚科学に照らし合わせた機能的な処方でした。
今回、医薬部外品として認定されたホワイトクリームに配合された美白成分はL-アスコルビン酸2グルコシドというビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体は、厚生労働省認可の美白成分の中でも、活性酸素の除去、チロシナーゼ活性・合成の抑制、メラニン還元、と複合的にシミに働きかけてくれる美白成分で、多くの美白化粧品に配合されています。(ビタミンC誘導体の詳細・美白成分の働きについての詳細はこちら)
オーガニックコスメであることと、医薬部外品であることを両立させることは、現在の日本では非常に難しいと言われています。
というのも、医薬部外品には、医薬部外品原料規格(原外規)といって、使用できる原材料が指定されているからです。
ところが、一般的な成分であっても、植物由来やオーガニック成分にこだわると、今現在市場にないものもあり、今回このHANAオーガニックホワイトクリームの医薬部外品申請は非常に難航したそうです。
開発当初、HANAオーガニック社内では0.5%でもケミカルな美白剤を入れても良いのでは?という議論も行われた、と代表の林田さんからお聞きしました。
しかし、シミは本来、自分の肌を守るために作られたものであって、必要がなくなれば自然と排出させていくもののはず、ということに回帰し、これまでHANAオーガニックが大切にし続けてきた「自らが持つ力を信じること」というテーマを守り続けるという結論に至り、市場にない原料は原料メーカーさんに特注で生産してもらって、なんとか申請にこぎつけた、とのこと。
HANAオーガニックホワイトクリームに配合された美白有効成分は、馬鈴薯(じゃがいも)などから作った天然由来のビタミンC誘導体です。もうひとつの有効成分であるグリチルリチン酸2Kも、甘草の根から抽出された成分です。
植物由来にこだわるHANAオーガニックから自信をもって世に送り出される美白クリームが出来上がりました。
また、ホワイトクリームとホワイトジェリーどちらにもローズ水をはじめとした、美白有効成分としての認可はされていないものの、積極的にシミに働きかけることで知られる成分が贅沢に配合されています。
HANAオーガニックのベースとなるダマスクローズ水と、漢方薬を自社で長年の間製造・処方したり、全国の漢方薬局や医師、薬剤師に販売、指導している生薬メーカー「山田薬研」がもつシミや炎症対策に用いられてきた秘伝の漢方レシピを組み合わせ、相乗効果で肌のめぐりをよくする処方にたどり着きました。
さらに、ホワイトシリーズの注目成分はアーティチョークエキスです。
アーティチョークの苦味成分「シナロピクリン」には、代表的な美白成分のひとつである「アルブチン」の5倍ものメラニン生成抑制効果があるとされています。
このアーティチョークエキスには、さらに、シミの初期症状である炎症反応にかかわるNF-κB(エヌ・エフ・カッパ・ビー)の暴走を抑える働きがあることを、天然植物原料を自社で一貫して研究開発している「一丸ファルコス」の研究が証明しています。
そのアーティチョークエキスを抽出する際の溶剤など、全てにおいて石油系由来成分を排除し、オーガニックコスメ専用の原料として改良したものを特別に作ってもらうことで、オーガニック業界初、美白業界初の100%天然由来美白アイテムが誕生しました。
これまでの美白アイテムで刺激を感じやすかった敏感肌さんにとっては、とても嬉しいニュースです。
成分とメカニズムのちょっとマニアックなおはなし
今回HANAオーガニックのホワイトシリーズに配合されている成分について、ちょっとマニアックに迫ってみたいと思います。
そこまで興味のない人はこちらは読み飛ばしてください。
さて、さまざまな肌トラブルに古くから用いられてきたローズと花精油をベースにもち、東洋の伝承医学である漢方と出逢ったHANAオーガニック。
今回採用された漢方は、長年重度のアトピー性皮膚炎や肌荒れに用いられてきた秘伝のレシピです。
朝鮮アザミ、薏苡仁(ヨクイニン)、桑白皮(ソウハクヒ)、黄檗(オウバク:キハダ)、ダマスクローズ、甘草(カンゾウ)、陳皮(チンピ)、朝鮮人参、木耳(キクラゲ) |
これらの生薬は、暴走した細胞の炎症を抑え、肌の生まれ変わりを助ける処方で組み合わされています。
しかも、それぞれが他の生薬の働きを助け合い、補い合い、相乗効果をもたらす理想的な配合です。
また、効果的にシミを抑制できる植物として採用された「朝鮮アザミ(アーティチョーク)」に含まれるシナロピクリンという成分の働きが、メラニンを作り続けてしまう細胞の暴走を止める働きをし、遺伝子レベルでシミを抑えるメカニズムに働きかけることが解明されています。
外部から紫外線などの刺激を受けた際、肌の細胞を守るためにNF-κB(エヌ・エフ・カッパ・ビー=Nuclear Factor-kappa B)という転写因子(遺伝子の発現を調節する因子)が活性化します。NF-κB(エヌ・エフ・カッパ・ビー)の指令によって、炎症を起こしたりメラニン色素を作り出す指令が出されるわけですが、それ自体は身体の正常な防御本能です。
お肌が健康な状態であれば、刺激がなくなり炎症(=血流を高め白血球などを活躍させる状態)を起こす必要がなくなれば、NF-κB(エヌ・エフ・カッパ・ビー)がが炎症OFFの指令を出します。
ところが、刺激に常にさらされ、お肌に負荷がかかりすぎている弱ったお肌では、NF-κB(エヌ・エフ・カッパ・ビー)が暴走してしまい、刺激がなくなってもONの指令を出し続けてしまうのです。
すると、常に微弱な炎症が起こり、メラノサイトはメラニンを作り続け、結果的にシミが肌に留まった状態が続いてしまいます。
そんなNF-κBの暴走を抑える機能が「アーティチョーク(チョウセンアザミ)」に含まれていることが発見され、美白の根本改善のために今回HANAオーガニックホワイトシリーズに配合されました。
美白ケアを単に「メラニンの黒化を抑える」ことや「黒化したメラニンを白くする」ことと捉えるのではなく、美白=炎症ケアであることに重点を置いたHANAオーガニックならではのホリスティック美白ケアです。
HANAオーガニック「ホワイトクリーム」を使ってみました
HANAオーガニックから発売された「薬用 ホワイトクリーム」は、化粧品業界初のオーガニック処方にこだわった医薬部外品美白クリームです。気になるシミ対策に、スポットクリームとして使用するタイプになっています。
スポット使いのアイテムなので、それほど大きなパッケージではありません。15g入り。
気になる部分に適宜使うということは、人によって1度の使用量が違うため、1本で何か月分、といった表現はしにくいのですが、開封してから半年間は安心して使用することができます。
いちばん上に「医薬部外品」の文字が。
化粧品業界で初めて、天然由来成分100%のオーガニック処方で作られた薬用美白クリームがついに登場です。
医薬部外品を名乗るには、「厚生労働省の指定有効成分」を「一定比率以上配合」していなければなりません。ホワイトクリームに配合されている有効成分は、美白成分であるL-アスコルビン酸グルコシド(ビタミンC誘導体)と、抗炎症作用の高いグリチルリチン酸2Kです。
HANAオーガニック ホワイトクリームの全成分はこちら
有効成分:L-アスコルビン酸グルコシド、グリチルリチン酸2K
その他の成分:ローズ水、ホホバ油、アーティーチョークエキス、ヨクイニンエキス、ニンジンエキス、クワエキス、オウバクエキス、香料、シュガースクワラン、d-dトコフェロール、リン酸オリゴカルシウム、N- ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、パルミチン酸セチル、親油型モノステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、水酸化ナトリウム、キサンタンガム、アラキルグルコシド(小麦)・アラキルアルコール・べヘニルアルコール、ベヘニルアルコール、エタノール、無水エタノール、精製水、1.3ブチレングリコール、フィチン酸液、ε-ポリリジン10%溶液
適量が出しやすい、先の細いチューブタイプです。スポット使いするタイプだから、嬉しい形ですよね。
クリームだけど、そこまで固くない質感なので、チューブタイプでも出しにくいようなストレスはありません。
香りはHANAオーガニックおなじみの、ローズの香りです。
化粧水や乳液でお肌を整えたあと、小豆大くらいを目安に、気になるところに乗せるようにしてなじませます。
どんなクリームでもそうですが、こするように伸ばしてしまうとお肌への摩擦が負担になってしまいますし、オーガニック系のクリームは特にこすると白っぽくなってしまうので、とんとんと優しく指先で軽くたたいてなじませるのがポイントです。
ビタミンC誘導体は、美白をはじめ毛穴ケアやニキビケア、エイジングケアなど、さまざまな美容効果が期待できる成分です。が、その作用のひとつに「皮脂分泌の抑制」があるため、ビタミンC誘導体配合のコスメの中には塗ると非常に肌が乾燥してしまうものがあります。
特に乾燥系敏感肌で皮脂が少なめの伊藤羊子の場合、過去にビタミンC化粧品には何度も悩まされてきました。
お肌のさまざまな悩みに対してアプローチをしてくれる成分なので、積極的に取り入れたいと思うのに、使うと肌がカサカサになってしまって、なかなか使い続けられなかったからです。
でも、HANAオーガニックのホワイトクリームでは、今のところそういったビタミンC誘導体配合のアイテムにありがちな乾燥を感じることなく使うことができています。
これまで美白アイテムは乾燥しやすくてなかなか使えなかった、安心して使える美白クリームがなくて困っていた、という人は、このホワイトクリームを一度試してみる価値があると思います。
HANAオーガニック「ホワイトジェリー」を使ってみました
オーガニック業界初の植物由来100%美白美容液「ホワイトジェリー」も使ってみました!
ホワイトクリームよりも先にホワイトジェリーが発売されていたので、先にこちらを使用しはじめています。
伊藤羊子は、もともとHANAオーガニックの化粧水や乳液を愛用しているので、このホワイトジェリーは美容液として化粧水の後、乳液の前に使用します。
もし、他のメーカーのスキンケアアイテムと併用したい場合は、植物のパワーが直にお肌に届くよう、顔を洗ったあといちばんにこのホワイトジェリーを塗るのがオススメです。
手のひらサイズのボトルは30ml入り。朝晩の使用で約1~2か月分です。
ムーンナイトミルク(乳液)などと同じくプッシュ式のポンプタイプなので、清潔に使えます。
HANAオーガニックホワイトジェリーの全成分はこちら。
ダマスクバラ花水、プロパンジオール、ペンチレングリコール、BG、水、マンダリンオレンジ果皮エキス、オタネニンジン根エキス、シロキクラゲ多糖体、キハダ樹皮エキス、ハトムギ種子エキス、マグワ根皮エキス、カンゾウ根エキス、アーチチョーク葉エキス、α-グルカンオリゴサッカリド、オニサルビア油、ニオイテンジクアオイ油、ビターオレンジ花油、イランイラン花油、ラベンダー油、ビターオレンジ葉/枝油、オレンジ果皮油、クエン酸、クエン酸Na
ホワイトジェリーを手に取ると、金色の透明なジェル状だったので少し驚きました。
なんとなくイメージだけで透明または乳白色だと思っていたもので・・・。この金色は「キハダ」由来の色だそうです。
こちらの写真で1プッシュ分。1回の使用量は1プッシュなので、こちらがちょうど1回分です。
写真ではお伝えしにくいのですが、このジェリー、軽く糸を引くほどとろりとしています。
そのとろとろ感は保湿力の高い「シロキクラゲ多糖体」によるもの。
こんなに粘り気があって、顔に塗ったらベタッとするんじゃ?と思いきや、意外とスッとなじんでくれます。
また、今回は漢方の生薬のパワーを利用した配合なので、もしかしたら独特の漢方の薬っぽいにおいがするのかな?という、これまた勝手なイメージがあったのですが、香りはHANAオーガニックお得意のバラをベースにした花精油の香りでした。
春先は気温が安定せず花粉が飛び、冬の乾燥に耐えてきた揺らぎやすい肌の状態で、新たなコスメを試すのは少し勇気がいったのですが、刺激を感じることなく使えたので一安心。このホワイトジェリー自体にも炎症を抑える成分が入っているので、むしろ弱った肌へのレスキュー的な役割も果たしてくれそうです。
ホワイトジェリーを使うと保湿感がアップするし、肌内部の炎症の暴走のケアができるというコンセプトもグッとくるし、個人的には今後もぜひ使い続けたいアイテムになりました。
使い始めて1週間程度ではシミに対する効果のほどは分かりませんが、じっくり付き合っていく系アイテムだと思うので、最低でも2~3本はリピートしてみるつもりです。
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HANAオーガニックの美白新製品まとめ
これまで、敏感肌さんにとって美白化粧品は刺激が強いものが多く、美白したいけどなかなか肌に合う美白コスメが見つからない!美白アイテムを使うと肌が乾燥したりピリピリしたりしてしまう!といったお悩みがよく聞かれました。
HANAオーガニックから発売されたホワイトシリーズは、お肌へのやさしさと美白効果の両方を追求した、敏感肌さんにも嬉しい美白化粧品です。
オーガニック処方の美白クリームは、国内ではHANAのホワイトクリームが初めて。
これまで美白をあきらめていた人も、試してみる価値はあるかもしれません。
愛用歴5年のコスメコンシェルジュが熱苦しく語るHANAオーガニックの口コミレビューを見る