花王Curél(キュレル)ってどう?キュレルの特徴・口コミまとめ

こんにちは、コスメコンシェルジュの伊藤羊子です。

ドラッグストアコスメの中で、敏感肌向けのものといえば必ず名前が挙がるであろう「キュレル」。
「乾燥性敏感肌を考えたキュレル」というキャッチコピーにもあるとおり、乾燥肌・敏感肌にやさしいスキンケアブランドです。

プチプラ、ドラッグストアコスメといえども、その実力と知名度は高いのであなどれません。
美容雑誌にもよく掲載されていますし、口コミサイトでの人気も上々です。

キュレルはどこのドラッグストアでも売っているので、(肌に合うかだけあらかじめ確認しておけば)急に今までのコスメが肌に合わなくなってきた、急にお泊りの予定が入ったというときでもすぐに手に入る!という安心感がありますよね。

敏感肌や乾燥肌で悩みがちな人は、一度は試しておきたいブランドのひとつです。

このページでは、そんなキュレルの特徴や実際に使ってみた感想、みんなの口コミや評判などをまとめてみました。
まとめるにあたっていろいろ調べてみた結論からいうと、キュレルは特にこんな人にオススメのスキンケア化粧品です↓↓↓

  1. 敏感肌・乾燥肌で困っている
  2. ドラッグストアコスメが好き
  3. プチプラでもしっかり潤うものが欲しい
  4. 低刺激処方のスキンケアを探している

 

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伊藤羊子が使ってみた感想を見る

キュレルの口コミ・評判は?

  キュレルシリーズ、どこで買える?

 

キュレルってこんなブランドです

キュレルは、乾燥性敏感肌の保湿を徹底的に考え、セラミドケアを世に広く知らしめることに大きく貢献したスキンケア化粧品のブランドです。
日用品や化粧品でおなじみの花王が作っています。

花王は、乾燥性敏感肌の原因が「セラミド」不足にあることに着目して研究を進めてきました。

セラミドが不足しがちな乾燥性敏感肌には、セラミドの働きを守り補い、潤いを与えるケアが大切ですが、花王が研究を開始した1980年代、いわゆる「天然のセラミド」はとても高価な成分でした。
ちゃんとうるおいを実感できる量までセラミドを配合し、製品として販売するには、コストがかかりすぎます。

天然のセラミドが持つ保湿の働きを補えるほどの量を製品に安定的に配合することは、当時ほとんど不可能でした。(現在では高級なヒト型セラミドをこれでもかとあり得ないくらい配合した化粧品を小林製薬が発売しています)

それならば、似た働きをする成分を作るしかない、と1987年に花王の皮膚科学を駆使して開発されたのが、花王が誇る「セラミド機能成分」です。

成分名には「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」と表示されています。

この開発を経て、1999年にキュレルのスキンケアシリーズが誕生。
「セラミド」を守りながら洗い、「セラミド」の働きを補いうるおいを与えるアプローチで、洗浄から保湿まで一貫して「セラミド」に着目したスキンケアブランドとして、乾燥肌、敏感肌に悩む人たちに寄り添ってきました。

セラミドを守り補う以外にも、無香料、無着色、エチルアルコール無添加、アレルギーテスト済みなど、乾燥性敏感肌へのやさしさにこだわった製品づくりをしています。

ドラッグストアで敏感肌向けの化粧品売り場に行くと、必ずキュレルの製品を目にすることができます。
インスタグラムやTwitterなどでもキュレルのアイテムはよく話題に上っていて、みんなの身近な存在であることが窺えます。

キュレルは、赤ちゃんから大人まで使える安心で身近な乾燥性敏感肌向けブランドとして多くの人に親しまれています。

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キュレルの人気アイテムは肌悩みに合わせて選べる化粧水と定番クリーム

キュレルでは、肌悩みに合わせた製品シリーズの中から必要なアイテムを選ぶことができます。

キュレル公式サイトより

の4種類のフェイシャルケアシリーズのほか、

など、全身のケアができる豊富なラインナップがそろっています。

低刺激、無香料、無着色、エチルアルコールフリーなど、肌へのやさしさにこだわって作られているキュレルの製品は、乾燥性敏感肌に悩む人や肌が敏感で他のニキビ化粧品の成分が合わない人など、たくさんの人から愛されています。

特に人気があるのは、肌質別・使用感の好み別に選んで使える化粧水です。

キュレルの化粧水は、

  • 潤浸保湿化粧水 Ⅰ(ややしっとり)
  • 潤浸保湿化粧水 Ⅱ(しっとり)
  • 潤浸保湿化粧水 Ⅲ(とてもしっとり)
  • 美白化粧水 Ⅰ(ややしっとり)
  • 美白化粧水 Ⅱ(しっとり)
  • 美白化粧水 Ⅲ(とてもしっとり)
  • 皮脂トラブルケア化粧水(ノンオイリー処方)
  • エイジングケア化粧水(とてもしっとり)

と、使用目的と保湿感別で8種類も用意されています。
季節や肌状態に合わせて使い分けたり、質感の好みで選んだりすることもできるのが嬉しいポイントです。

また、潤浸保湿フェイスクリーム@コスメのフェイスクリーム部門で常に上位にランクインし、ベストコスメアワードでも殿堂入りしている人気商品です。

伸びがよく、しっとりとして、でもベタつかないので使いやすい。
肌が敏感になっている時でも安心して使える。など、多くの口コミが集まっています。

キュレルでは、各シリーズの化粧水とクリームまたは乳液(皮脂トラブルシリーズは保湿ジェル)を試せるミニセットがあるので、本商品を購入する前に気軽に肌との相性を試せるのが、敏感肌向け化粧品として嬉しい気づかいです。
しかも、ミニセットとはいえ20日ほどたっぷりと試せる内容量なので、体調やホルモンバランスでゆらぎやすい敏感肌さんがじっくりと試すのに最適です。

そのほか、目元美容液やリップクリーム、美白美容液など、キュレルにはたくさんのアイテムがあって、それぞれに幅広い年代、幅広い肌質の人たちから愛されています。

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伊藤羊子がキュレルを使ってみた感想

かつてキュレルを数回リピートしたことがある伊藤羊子ですが、10年以上前のことなので、どんな使用感だったか等はすっかり忘れてしまっています。

「なんか普通によかった」というふんわりとしたイメージしか残っていないので、この機会に、改めてキュレルのスキンケア化粧品を試してみることにしました。

キュレルには、保湿、美白、エイジングケア、皮脂ケアと豊富なラインナップがそろっていますが、今回は保湿シリーズのトライアルセットを2種類買ってきました。

美白やエイジングケアなどの各シリーズのトライアルセットがある上に、保湿シリーズ内でしっとり、とてもしっとりの2種類のセットがあるって結構すごいことだと思います。
敏感肌向けの製品なので、きちんと肌に合うか試してから使ってほしい、という姿勢が嬉しいです。

保湿シリーズのトライアルセットは、

  • しっとり(しっとり化粧水+乳液)
  • とてもしっとり(とてもしっとり化粧水+クリーム)

を試すことができます。

個人的にあんまり濃厚すぎる化粧水は好きじゃないので、化粧水はしっとりでいいかな~という感じなのですが、乳液とクリームはどちらがいいか迷うところです。
なので、両方おためしできるのは嬉しい(*’ω’*)

まず、化粧水を使い比べてみました。

使い心地というか、手に取った時の質感はほぼ同じ。
一般的にひとつのブランドで「しっとり」「もっとしっとり」という分かれ方をしている場合、「もっとしっとり」のほうがとろみが強い質感になっていることが多いのですが、キュレルの場合は別々の化粧水だよって言われなければ、同じものだと思いそうなくらい同じです。

ただ、肌に広げてなじませた後は、「もっとしっとり」のほうが若干ぺたぺたします。(少し時間を置けばそのぺたぺた感も気にならなくなります)
このぺたぺた感が「もっと」しっとりな部分なのかもしれません。

というのも、じつは「しっとり」と「もっとしっとり」の化粧水の原材料を見てみると

しっとり
【有効成分】アラントイン
【その他の成分】精製水、グリセリン、BG、ベタイン、ユーカリエキス、POEメチルグルコシド、PEG1540、コハク酸、アルギニン、POE水添ヒマシ油、パラベン

もっとしっとり
【有効成分】アラントイン
【その他の成分】精製水、グリセリン、BG、ベタイン、POEメチルグルコシド、ユーカリエキス、PEG1540、コハク酸、アルギニン、POE水添ヒマシ油、パラベン

成分内容はまったく同じで、POEメチルグルコシドとユーカリエキスの順番が違っているだけなのです。
(化粧品の成分表示は、基本的に配合量が多いもの順に表示します(ただし1%以下の配合量のものは順不同))

つまり、保湿成分としてのPOEメチルグルコシドなどの配合量の違いによって、しっとり感に変化を与えているということです。

「とてもしっとり用」だからといって変にとろみをつけているわけではなく使いやすいので、これなら過度なとろみ系の化粧水が苦手な私も潤いが特に必要なときは「とてもしっとり」をためらわず選ぶことができそうです。

次に、乳液と潤浸保湿フェイスクリームを比べてみました。
さすがに乳液とクリームは見た目からして質感に違いがあります。

成分内容も、乳液とフェイスクリームでは少し違うようです。

乳液の全成分はこちら ↓↓↓

【有効成分】アラントイン
【その他の成分】精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、スクワラン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジメチコン、ステアリン酸POEソルビタン、BG、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、イソステアリン酸コレステリル、コレステロール、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa、コハク酸、せたのーる、ステアリルアルコール、パラベン

クリームの全成分はこちら ↓↓↓

【有効成分】アラントイン
【その他の成分】精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、シクロジメチコン、スクワラン、トリシロキサン、ジメチコン、POE-ジメチコン共重合体、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ユーカリエキス、硫酸Mg、BG、イソステアリルグリセリルエーテル、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン

とはいえ、どちらも伸びがよく、肌なじみが早く、使いやすい印象です。
もちろんしっとり感はクリームのほうが高めです。

クリームはしっとり感高めながらも、クリームによくありがちな重さや厚ぼったさがないところが、@コスメ殿堂入りするほどの人気の秘密なのかな、と思います。

私の乾燥具合の場合で考えると、

  • 夏場ならしっとり化粧水と乳液メイン
    →乾燥気味なときにはとてもしっとり化粧水に変更
  • 冬場はとてもしっとり化粧水とフェイスクリーム

の組み合わせがいいんじゃないかな、と思いました。

ひとつのブランドでこれだけアイテムがそろっていると、肌の状態が変化しやすいけれどゆらぎやすくて新しいブランドを試しにくい敏感肌さんにとってはかなり心強いですね!

ただし、本当に保湿と肌へのやさしさ重視!なので、香りのよさやパッケージの素敵さを求めたいときにはちょっと向きません。

また、保湿感もドラッグストアコスメの中では相当がんばっていると思いますが、ベストオブベストとまではいかないかな、という印象です。(今現在の私のベスト高保湿コスメはこちら

それでも、いざというときに近くのドラッグストアですぐに買えるお助けコスメを知っているというのは、敏感肌さんにとって大切なことなので、肌の状態が普通~ちょっと弱り気味のときに試しておくとよいと思います。

私も何かのときにはまたお世話になるときがありそうです(*’ω’*)

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キュレルの口コミ・評判は?

美容雑誌の特集でも常連のドラッグストアコスメ、キュレルの口コミや評判はどうなのでしょうか。
実際に使ったことがある人の声をSNSやブログ、口コミサイトなどで調べてまとめました。

まずはよい口コミから。

  • いつも近所のドラッグストアで買っています。私も子供も一緒に使えるし、ちゃんと肌を保護してくれる頼もしい存在です。
  • 中学生のころから、キュレルのお世話になっています。ほかの化粧品に浮気することもありますが、クリームだけはいつも手元に置いてあるお守りコスメです。
  • 敏感肌向けの皮脂ケア化粧品って少ないので、ニキビ多発時にはキュレルが欠かせません。
  • ドラッグストアコスメの定番ですが、やはりそれだけの実力はあると思います。使い心地は軽いのにしっとりするし、コスパもよいのでたっぷり使えて気に入っています!

など、頼もしい存在!安心して使える!といった声が多くみられました。

一方で、残念ながらキュレルが合わなかった、という声も。

  • 敏感肌用なので大丈夫だろうと思ったけど、残念ながら私は肌に合いませんでした。代わりにアルージェを使っています。
  • それなりにうるおうし、コスパもいいけど、やっぱりお値段なりの効果かな…という印象。肌荒れがひどい時だけ使うかもですが、基本的にリピはありません。
  • 普通の保湿ラインはよかったのですが、美白シリーズはなんとなく合わなかったです。同じブランドでもそういうこともあるんだなって思いました。
  • 顔に使うとかゆみが出てしまいます。先にボディ用のアイテムを使って気に入ったから顔用も買ったのになぁ。

全体的にはよい口コミが多いキュレルですが、中には肌に合わなかった、という声もありました。

低刺激で敏感肌用として安心して使えることの信頼感、保湿感は高いのにベタつきが少ない点などの評価が高いキュレルですが、どんな優秀コスメであっても人によって合う合わないはありますので、初めて使う場合はトライアルセットを使う、パッチテストを行うなど、自分の肌との相性を確認してみてくださいね。

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キュレルの化粧品、どこで買える?

キュレルの化粧品は、ドラッグストアや薬局で購入することができます。
ほとんどのドラッグストアで置いてある有名商品なので、入手するのに困ることはなさそうです。

その他、花王のダイレクト通販、楽天やAmazonなどの通販でも購入することができます。

キュレルの公式サイトを見る

各シリーズごとにトライアルセットがあるので、初めてキュレルを使う場合はぜひトライアルセットで肌との相性を試してみてください。

 

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