こんにちは、コスメコンシェルジュの伊藤羊子です。
敏感肌さんの中には、美白化粧品を使って赤くなったりヒリヒリ刺激を感じたり、乾燥が激しくなったりなど、肌に合わなかった経験がある人もたくさんいるのではないでしょうか。
一般的な、いわゆる保湿目的の化粧品でも合う合わないが大きく出やすい敏感肌さんにとって、肌に合う美白化粧品と出会うことはなかなか難しいことのようです。
というのも、美白化粧品の要である美白有効成分は、メラニンを抑えたり除去したりという大きな作用がある一方で、肌に刺激を感じやすかったり乾燥を引き起こしたりという副作用も大きいからです。
でも、敏感肌だから美白化粧品は使えない・・・と諦めてしまうのはまだ早い!
じっくり探せば肌に合う美白アイテムは見つけられます。
シミやくすみのない透明感あふれる白い肌はやっぱり誰もが憧れる理想の肌です。
敏感肌であっても、その憧れは同じですよね。
このページでは、美白化粧品が合わなくて困っている、美白化粧品を使うと刺激や乾燥を感じてしまう、だけど美白したい!という人のための美白化粧品の選び方をまとめてみました。
もくじ
敏感肌向けに作られた美白化粧品を選ぶ
これまで使ったことがある美白化粧品は、敏感肌向けに作られたものでしたか?
伊藤羊子は雪肌精、HAKU、SK-Ⅱなどなど、いろいろな美白化粧品を使っては肌に合わなくて投げ捨ててきました。(注:合わなかったのは肌との相性の問題であって、製品の良し悪しとは関係ありません)
CMや雑誌で見て、すごく良さそう!と思って使ってみても、やはり自分の肌には刺激が強かったり、乾燥しやすくて使い続けにくかったりするんですよね・・・。
美白化粧品は合わないものが多い、と思っているのであれば、安直ではありますが、まずは「敏感肌向けの美白化粧品」を試してみることをおすすめします。
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これまでに肌に合わなかったブランドでも、おそらく乾燥しないよう、刺激がないよう気を付けて作られているはずではあります。
が、それでも乾燥してしまう、刺激を感じてしまうのが敏感肌です。
それならば、敏感肌向けに作られているものをファーストチョイスにするのはアリではないでしょうか。
敏感肌向けというと、低刺激である一方で効果はあんまり期待できなさそうなイメージもありますが、上に挙げたふたつに関しては、低刺激と効果をきちんと両立させているブランドですので試してみる価値はあります。
普段使っているスキンケアはそのままで、美白ケア用アイテムだけをプラスワン
美白化粧品を使うとき、化粧水からクリームまで同じブランドで揃えてライン使いをしていませんでしたか?
ライン使いすることで相乗効果が高まる設計で作られている美白化粧品もたくさんあるのですが、これまで使っていたものから全アイテム変えるということは、肌に合わなかった場合のリスクも大きいものです。
なかなか合うものがないと思っているのであれば、ベースのお手入れはこれまで愛用していた肌に合うものをそのまま使い、美白アイテムを1点だけ追加してみるのもいいですよ。
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化粧水も美容液も乳液もクリームも変えた状態で合わない!となると、どのアイテム、どの成分が合わないのか、はたまた全部がダメなのか、特定しにくいので結果的に全部の使用を止めなければいけなくなってしまいます。
自分の肌に合うと分かっているスキンケアに美白アイテムをプラスするのであれば、もしそれが合わなかったときに原因が特定しやすい・取り除きやすいのはもちろんのこと、肌のベースが整った状態で新たなアイテムを受け入れられるので安心感があるのもメリットです。
合わなかった美白化粧品と違う成分のものを選んでみる
これまで使って合わなかった美白化粧品、どのブランドだったか覚えていますか?
もし覚えていたら、店頭で手に取ってみたり、公式サイトを見たりして、どんな成分が使われていたかチェックしてみてください。
良い成分、効果の高い成分であっても、人によって合わないものはどうしてもあります。
厚生労働省が認可している美白有効成分は、たくさんの種類があります。→ 美白有効成分の働き・効果まとめを見る
以前使ってみたものが合わなかった場合、ほかの成分を配合しているブランドのものを選んでみるのもひとつの手です。
ただし、同じ成分を使っていても、配合量(濃度)や他の成分との組み合わせの違いで、以前使ったことがあるものは刺激を感じたけれどこちらのブランドのものは大丈夫ということも多々あります。
美白有効成分以外の「その他の成分」の中に肌に合わないものがないかどうか注意が必要です。
自分の肌には合わないものが多いと実感している場合は特に、必ずトライアルセットやサンプルで肌との相性を試してから、本格的な使用を始めてください。
シミを消すのではなくシミを追い出す化粧品を選ぶ
もともとメラニンは皮膚の防御作用によって作られるものであって、肌が健康であればターンオーバーによって排出されていくはずの存在です。
そのターンオーバーが滞ってメラニンがきちんと排出されずにいたり、細胞が弱っていることでメラニンがずっと作られ続けたりすることで、いわゆる「シミ」という状態になります。
メラニンを抑えたり除去したりという大きな作用がある美白有効成分は、どうしても肌への刺激が強いものです。
あれこれ試してみた結果、やっぱり合うものはなかった、ということもあるかもしれません。
強い成分でメラニンを抑えるのではなく、ターンオーバーを整え、肌の炎症を鎮め、肌本来の美しくなる力を助けることで透き通った肌を作りましょう、という国産オーガニックコスメでケアする方法も選択肢のひとつに入れてみてください。
HANAオーガニック
石油由来成分不使用のオーガニックコスメ 「追い出す」美白に特化 国内オーガニックコスメ初の医薬部外品美白クリームあり |
一般的な美白化粧品が西洋医学の薬だとすると、オーガニックコスメは漢方薬のようなものだと考えるとしっくりくるのではないでしょうか。
直接メラニンに働きかける美白化粧品に比べれば作用の仕方は緩やかなので、変化を実感するまでに少し時間がかかるかもしれませんが、肌そのものが健康な状態になって作ったメラニンを代謝できるようになったら最高ですね。
合う美白化粧品に出会えない!という敏感肌さんのための美白化粧品の選び方 まとめ
「色の白いは七難隠す」という言葉もありますが、シミやくすみのない透明感あふれる白い肌はだれもが憧れる理想の肌です。
濃く長く居座ってしまったシミには、美容医療(レーザー治療)がやはり最強ですが、美白化粧品を味方に付けることも諦めたくないですよね。
いずれも、新しいものを試すときは必ずトライアルセットやサンプルで肌に合うかどうか試してから、本格的にお手入れを開始してください。
あなたに合う美白コスメが見つかりますように!
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