あなたは、エイジングケアのために意識していることはありますか?
エイジングに対する考え方は、「自分らしく年齢を重ねて、それを受け入れていきたい」「できる限りいつまでも若く見られたい」など人それぞれ。
なにが正解、ということはありませんが、「いつまでも美しい自分でいたい」というのは誰しも持っている願いではないでしょうか。
肌はとても年齢の表れる部分です。
肌ツヤが良いと若々しく健康的に見えますし、肌がくすんでいると実年齢よりも老けて見えることもあります。
敏感肌のみなさんは実際どういったエイジングケアをしているのだろう?
エイジングに対して、どんな考えを持っているのだろう?
というわけで今回は、30代~40代の敏感肌女性100人を対象に「エイジングケア」についてのアンケートを行いました。
もくじ
今回アンケートにご協力いただいた敏感肌さんの傾向
まず最初に、今回アンケートにご協力くださった方100人の敏感肌の傾向についてまとめました。
今回のアンケートでは、年代を30代~40代と限定してお答えいただきました。
今回ご回答くださった方の年代比率は
- 30代前半 27%
- 30代後半 24%
- 40代前半 33%
- 40代後半 16%
と、30代、40代で半数ずつぐらい敏感肌のみなさんです。
ひとことで敏感肌と言っても、もともとの肌質が弱い方から、季節の変わり目や体調によって特に敏感になる人などさまざまですので、どういったときに肌が敏感だと感じるかの傾向を尋ねたところ、以下のような回答が集まりました。
今回アンケートに答えてくださった方のうち、24名は常に肌が敏感だと感じている敏感肌さんです。
それ以外の方は、常にではないけれど季節の変わり目や、生理前・生理中に肌荒れしやすかったり、ストレスや睡眠不足から肌がピリピリしたりする「ゆらぎ肌系敏感肌さん」だということが分かります。
また、汗をかくと肌がかゆくなったり敏感になる、気温の変化が肌の調子に影響する、普段使っている化粧品が急に使えなくなる、といった声もみられました。
実年齢より若く見られたい人は約9割、半数は「年齢より若く見えると思う」と回答
まずは、「見た目年齢」に対する意識についての質問をしました。
「実年齢よりも若く見られたいと思いますか」という設問に対して、89%が「はい」と答えました。
また、自分の見た目年齢についてどう思っているか、という設問に対しては以下のような回答が集まりました。
年相応に見えると思う人が30%、実年齢よりも若く見えると思う人が51%、実年齢よりも年上に見えると思う人が27%と、「自分は実年齢よりも若く見える」と思っている人が約半分にのぼりました。
実年齢より若く見られたいと思っている人の割合に比べ、実年齢より若く見えると思っている人の割合は少なくなっており、自身の願望とのギャップを感じている人も少なくないことが分かります。
気になるのは目につきやすい部分、写真や外出中に見かけた鏡に映る自分にハッとする人多数
自分の顔を見て年齢を感じる部分は、という質問に対しては、
- しみ・肝斑
- ほうれい線
という「パッと目につきやすい点」が気になるという回答が目立ちました。
また、「エイジングケアを意識するタイミングやきっかけは?」という質問(自由回答)に対しては、たくさんの熱い声が寄せられましたので、一部をご紹介します。
- 友達が撮ってくれた写真に写った顔を見て、以前よりだいぶ老けたなと思いました…。
- 外出中に鏡に写った自分を見た瞬間、「どこのおばさん!?」と思いました。初めて自分を見る人はこういう印象なのかとショックを受け、これからは少しでも若く見えるよう努力したいと思いました。
- 毎日寝る前にスキンケアをする時に、メイクを落とした自分の顔にがっかりするようになってから、エイジングケアを本格的に意識し始めました。
- 明るいところで鏡を見たときに自分のシワにショックを受けて、エイジングケアの化粧品に切り替えました。
- 同年齢の友人と会ったとき肌がとても綺麗で、自分の小ジワだらけの肌にショックを受けました。
- 産後から肌質が変わり、そのまま一気に老化も進んだ気がします。。
- 35過ぎてから年相応に見られるようになってしまったこと。以前は若く見られていたのに悲しい現実です。
- 体感の疲れよりも、すごく顔が疲れて見えると感じるようになりました。特にメイクを落とした後の自分の顔に愕然とすることがあります。
- 顔全体がくすんでいて、コンシーラーが手放せなくなってきていよいよヤバイと思い始めました。
- いつの間にかシミができていて、そのシミがだんだん濃くなっていくのを実感したとき。怖い。
などなど、それぞれのエピソードにうんうん…と共感せざるを得ない「30代~40代敏感肌女性の生の声」がたくさん寄せられました。
年齢肌は気になるけれど、あまり積極的にケアできない理由は…
できれば年齢よりも若く見られたい、でも実際のお手入れは?
毎日のスキンケアにエイジングケア化粧品を取り入れているか、という質問に対して、「日々取り入れている」と答えたのは半数以下の41%に留まりました。
「たまに、部分的に」「自分ではしないがエステなどを利用」と回答した人を合わせると約7割の人が何らかのエイジングケアをしていることが分かります。
実際に利用しているエイジングケア化粧品は化粧水と美容液が多く、続いてパック、クリームという結果になりました。
一方で、「エイジングケア化粧品は使っていない」「本当は毎日きちんとケアしたいがたまにしかしていない」という声も少なくありませんでした。
その理由としては、
- 正直、何から始めればいいかよく分からない…
- 子どもが小さくて(仕事が忙しくて)エイジングケアをしている時間的・金銭的余裕がない
- エイジングケア化粧品は高額なものが多いので継続するのが難しい
- 成分が強いものが多いのか、肌に合うものが見つかっていない
- 純粋に面倒だから
- 試してみても、効果があるのかよく分からない
など、大きく分けるとこのような傾向になりました。
30代40代敏感肌女性のエイジングケア意識調査まとめ
今回の調査では、100人の30代~40代敏感肌さんのエイジングケアに関する意識・実際のお手入れや悩みについておうかがいしました。
9割近くが「実年齢より若く見られたい」と思っており、5割は「実年齢よりも若く見られている」と思っていることが分かりました。
実際にエイジングケアを日々のスキンケアに取り入れている割合も72%(たまにスペシャルケアとして取り入れている人も含む)と高く、エイジングケアに対する意識の高さが窺えます。
一方で、肌に合うエイジング化粧品に出会えない、時間的・精神的・金銭的余裕がなくてエイジングケアまで手が回らない、という声も少なくないのが現状です。
【調査概要】
調査方法:インターネットによるリサーチ
調査地域:全国
調査対象:敏感肌の30代~40代女性100人
調査時期:2019年8月25日
当サイト「敏感肌のスキンケア研究所」では、敏感肌さん向けのエイジングケアに関する記事も掲載しています。
敏感肌だから困っている、なかなか積極的なケアができない、などの悩みの参考になる記事があるかもしれません。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
【あわせて読みたい関連記事】
エイジング化粧品の女王「再春館製薬所ドモホルンリンクル」の特徴・口コミまとめ
敏感肌専門ブランド「ディセンシア」のエイジングケアシリーズ「アヤナス」が新しくなりました
カサカサ乾燥・ピリピリ敏感対策にセラミドケアを!おすすめのセラミド化粧品5選