突然ですが、泡洗顔の仕方って、ちゃんと誰かに教わったことありますか?
そもそも普通に顔を洗う方法だって、ちゃんと細かく教わったことってあったでしょうか。
泡洗顔のやり方といえば、「モコモコの泡で肌に直接ふれないように泡で洗う」というのが定説になっていますが、モコモコの泡っていっても具体的にどれくらい???
どうやってそのモコモコの泡を作るの???
各メーカーやブランドで洗顔の仕方の動画などは公開されているけど、いまひとつ実感として分かりにくい・・・
と思っていたところ、社員全員がすっぴんで出勤するという化粧品会社「あきゅらいず」で「すはだの学校」というミニ教室をやっていることを知りました。
あきゅらいずは洗顔をとても大切に考えているブランドで、「すはだの学校」でも泡洗顔のやり方をレクチャーしていただけるとのこと。
これは早速「すはだの学校」で、ちゃんとした洗顔の仕方を教わってこよう!というわけで行ってきました。
正しいモコモコ泡で洗顔すると、顔じゅう泡で埋め尽くされます
すはだの学校では、少人数制であきゅらいずの製品を使いながら実際に洗顔から保湿までを体験することができます。
なので、さっそく泡洗顔の仕方から!と思いきや、すはだの学校はファンデいらずの肌を作るために大切な食事の話から始まりました。
あきゅらいずでは、スキンケアと生活習慣の大切さの割合を2:8としているとのこと。
化粧品会社であれば、スキンケアの重要性と効果を熱く語って自社製品をアピールしそうなものですが、本当に美しい健康な肌ですっぴんでも堂々と過ごせるようになるためには、食事をはじめとした生活習慣のほうが割合的に大きいと言い切ってしまうあたり、本当に消費者のことを考えているんだなぁと思わされました。
いまの時季に合わせた養生のお話を聞いたあと、いよいよ正しいモコモコ泡のつくり方のレクチャーが始まります。
まず大切なのは、いちばん最初に手を洗うこと。
ハンドクリームなどの油分が残っていると、モコモコ泡を作るのに邪魔になってしまうそうです。
洗顔におすすめのお湯の温度は33度。
ぜひこの温度を触って体感してみてください、とのことで、参加者の皆さんが次々そっとお湯に手を入れては「意外とぬるい!」「想像よりずっと水に近い!」と感想を漏らしました。
たしかに33度のお湯って、手で触るととてもぬるい温度なんです。
先生が目の前でちゃっちゃっと手際よく魔法のように石けんを泡立てていきます。
- 石けんネットである程度泡を作ったらネットを外し、空気を含ませるように混ぜてボリュームを出す
(クリームを泡だて器で泡立てるイメージで)
- 泡の量がじゅうぶんになったら、少し泡を押さえてこするようにして大きな気泡をつぶし、全体をクリーミーかつ弾力のある泡に
このふたつがモコモコでクリーミーな泡を作るためのとても大切なコツなんだとか。
先生が作った泡は、指でギュッと押さえてもつぶれません。
それどころか、指が跳ね返される感覚があるほどシッカリとした弾力があります。
先生の実践を見たあと、参加者全員がそれぞれ自分で実際に泡立て体験をしました。
かわいいお道具箱が用意されていて、その中から泡石(せっけん)を取り出して使います。
実際に目の前で手の動かし方や泡の量などを見たあとだと、思ったよりも簡単にモコモコクリーミーな泡ができて感激。
これまで「分かったつもり」で作っていたモコモコ泡は、泡立て不足の上に最後の仕上げが足りていなかったことがよく分かりました。
ここからさらにせっせと泡立てて、正しくモコモコになった泡で実際に洗顔をすると・・・
こんなに顔が泡まみれになります。
(目元はスマホでカメラを使うために泡を取り除きました)
この泡はすごい弾力なので、よく言われている「手指は直接触れないよう泡で洗う」というのがいとも簡単にできます。
というかむしろ、そこそこ力を入れてグッと手で押しても泡に跳ね返されて直接顔に触れるのは難しいくらい。
正直これまで、こんなにたっぷりかつクリーミーな泡で洗顔をしたことはなかったかもしれません。
泡立てネットで軽く泡立てたものでこんなもんだよねと思って洗うか、泡で出てくるタイプの洗顔料でちゃっちゃっと洗うかくらいが私の知っている泡洗顔だったし、それでもけっこう「泡で洗っている」つもりだったんです・・・。
泡立てのコツと、仕上がった泡の状態をしっかりと記憶に刻み込んだら、次はしっかりと洗い流すことも大切です。
全体を包むように洗い流したあと、右頬を左手で、左頬を右手で洗い残しのないようにしっかりと泡を洗い落とします。
私の場合、自分ではちゃんと洗い流したつもりが、鏡で確認すると髪の生え際やこめかみ、フェイスラインなどに洗い残しがありました。
意識せずにやっている普段の洗顔、もしかしたらいつもこんなふうにきちんと洗い流せていない部分があるのかもしれません。
実際に洗う前にここを気を付けたい!ここが気になる!という部分と、洗った後に気が付いたことを1枚のシートに記録すると、全然違う部分に大事なポイントがありました。
でも、全体の顔色が明るくなった感じなのは、しっかり洗顔できた結果かなと実感できて大満足!
はじめて「ちゃんとした泡洗顔」を教わったことで、改めて洗顔の大切さを知りました。
「すはだの学校」は洗顔のほか、パック、保湿、そしてランチと盛りだくさん
洗顔後は、あきゅらいずのスクラブパック「優すくらぶ」と保湿ジェルクリーム「秀くりーむ」も体験しました。
優すくらぶは、「スクラブ」と名前があるけれども使い方としてはパックのようなイメージで、顔にやさしく塗り広げたあと、30秒ほどおいて洗い流すものです。
使用する適正量を教えていただくと、説明書きで見たり自分の感覚で使ったりするよりもはるかに多めでビックリ。
たしかに、チューブで第二関節まで出すと言われても、その太さによって全然使用量が違ってきますよね。
秀クリームの適量は、参加者さんそれぞれの肌質に合わせてひとりひとり違う量をおすすめしてもらいました。
定番の量で5プッシュのところ、(今回はパック的な使い方も含めてなので多めに)私の肌には8プッシュの使用量がおすすめとのこと。
この使用量は、季節や肌の状態に合わせて変化させていくのがよい使い方だそうです。
お手入れを続けていくうちに、8プッシュ以上使っていた人が5プッシュで充分うるおうようになったりもするのだとか。
あきゅらいずの基本の3ステップをしっかり体験した後、日焼け止めやアイブロウ、チークなどを試しつつ顔を整えて講座は終了です。
ただし「すはだの学校」はここで解散!とはならず、ランチが付いてきます♡
社員食堂でもあり一般に開放されているレストランでもある森の食堂でからだに良い薬膳ランチをいただきました。
この日のメニューは
- 冬瓜の牛乳煮込み
- 茄子とトマトの肉炒め
- カボチャ緑豆粥
でした!
季節の食材で、この時期の体調を整えるために考えられたメニューは、体にやさしく味はおいしくてとっても良かったです。
森の食堂ではあきゅらいずの美容品も買えるので、「きほんの3ステップ」の3品を購入してきました。
ちゃんとした泡洗顔が体験できたのはもちろんのこと、他にも盛りだくさんでたのしい「すはだの学校」でした!
ファンデいらずのすっぴん美肌を目指すあきゅらいず
「すっぴんで外出する」というと、なんとなく手抜きのような、オシャレじゃないような、ネガティブなイメージも正直ないわけではありません。
たしかにメイクは身だしなみのひとつとして、オトナの女性のたしなみとして考えられることが多いのは事実です。
でもここで一度、
そもそもどうしてファンデーションを塗るんだっけ?
すっぴんって悪いことだったっけ?
と考えてみましょう。
ファンデーションは、肌の全体の色を補正して整える役割をしています。
ということは、肌色を補正する必要がないくらいに肌の状態がよければ、ファンデーションを使う必要はないとも言い換えることができます。
- 肌の色ムラ
- しみ
- ガサガサ
- 毛穴 などなど
隠したいものがあるからファンデーションを使っているのであって、もしもそういうお悩みがひとつもなければファンデを使わなくてもよくなるのです。
(美しい肌をより美しく見せるためにファンデやお粉を使うという選択肢ももちろんアリです)
ファンデーションを塗る必要がないくらい、きれいな肌になりたい。
それは、メイクが好きな人、メイクが本当は好きではない人、誰にも共通の願いではないでしょうか。
そんな願いをかなえてくれるのがあきゅらいずの美養法です。
美容法という普通の感じを用いず、美を養う「美養法」という言葉を使うこだわりにも、あきゅらいずの目指すところがギュッと詰め込まれています。
塗りすぎ、洗いすぎ、付けすぎ。
現在の多くの女性がこのサイクルに陥っているために、素肌に自信がなくなり、さらに塗りすぎ洗いすぎになっていってしまう。
それらをストップさせて、肌本来の美しさを取り戻そうというのがあきゅらいずのシンプルスキンケアなんです。
あきゅらいずのお手入れは、ステップはシンプルではありますが、それぞれ手当てをするように丁寧に自分の肌と向き合いながら行うので、決して手抜きのスキンケアではありません。
すっぴんに自信が持てるようになりたい、肌をきれいに見せるだけでなく本当にきれいな肌になりたい、そんな願望があるなら、あきゅらいずのスキンケアを一度は試してみる価値アリです。
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