こんにちは、コスメコンシェルジュの伊藤羊子です。
敏感なお肌だと、普段使っていて平気だった化粧品が突然合わなくなってしまった!という体験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そのたびに新しいお肌に優しいスキンケア化粧品を探して、一式買い換えるとけっこうな金額がかかってしまうんですよね・・・。
私自身、これまでスキンケアアイテムにはどれだけお金を費やしてきたことか・・・しかも「これイイ!」と思って買ったのに途中でまただんだん合わなくなってきて、捨てる破目になったり・・・(´;ω;`)
今では肌に合う化粧品に出会えてお肌の調子も過去にないくらい安定してはいますが(伊藤羊子の現在愛用コスメはこちら)、これももしかしてある日突然合わなくなる可能性がゼロとは言えません。
「安くて、すぐ手に入れられて、お肌に優しいスキンケア化粧品ってないの?」
これ、きっと敏感肌さん共通の疑問(というか願い)だと思います。
そこで今日は、昔から安さと身近さ、無香料無着色で定評のある「ちふれ」化粧品について、敏感肌目線で調べてみました。
もくじ
ちふれ(CHIFURE)ってどんなブランド?
ドラッグストアやショッピングモールのコスメコーナーに必ずと言っていいほどひっそり存在しているちふれコーナー。
こう言っては失礼ですが、ひと昔前までは「おばさん、おばあさん向け」なイメージが強かったちふれですが、最近はCMやモデルさんを使ったPOPなども目にするようになり、若い人たちの間でも「コスパのいいブランド」「お肌に優しいブランド」として知名度が上がってきているようです。
ちふれはもともと、「全国地域婦人団体連絡協議会」(全地婦連)がすべての女性に毎日安心して使える化粧品を!という理念のもと生まれたブランドです。
全地婦連=ぜんちふれんというわけです。
高品質であること、適正価格であること、無着色・無香料であること、全成分を公開すること、環境問題に配慮することなど、消費者がわの立場にたって作られていることなどから、長年愛用している人やおばあちゃんから孫まで3世代に渡って愛用している人も多いようです。
ちふれってどうしてこんなに安いの?品質は大丈夫?
プチプラなのはもちろんうれしいことですが、あまりにも安いと品質的にはどうなの?とちょっと心配になってしまう部分もありますよね。
ちふれのスキンケア化粧品は、化粧水だと600円前後から高いものでも1200円程度と、他ブランドではちょっと考えられないほどのお値段で販売されています。
その低価格の秘密は、パッケージを簡素化すること、広告を最小限にすること、流通経路の簡略化、大量生産等の努力によるもの。
一般的な他ブランドでは「美しくなれそうなイメージ」のため、旬の女優さんやモデルさんを使ったCMや芸術的に美しいパッケージなどに多大なコストをかけています。
もちろん、化粧品に「夢」や「ときめき」は必要なものだと思うので、そのこと自体が悪いわけではありませんが、それはどうしても製品価格に反映されてきます。
また、大手メーカーだと皮膚科学やオリジナル美容成分の開発研究費などにも多くの資本が投入されています。そういった中で女性の肌悩みをより解決に近づけるための新たな製品がどんどん新しく開発・発売されていくわけです。
一方、ちふれの基礎化粧品を見ると、比較的シンプルな成分構成でできています。
かといって品質が低いわけではなく、ベーシックに、丁寧なお手入れを続けていくためのブランドという印象です。
たとえばノンアルコールタイプの化粧水の全成分を見てみるとこうなっています。
BG、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、トレハロース、ヒアルロン酸Na、トリエチルヘキサノイン、トリイソステアリン酸PEG−50水添ヒマシ油、セテス−20、PEG−60水添ヒマシ油、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェノキシエタノール、リンゴ酸Na、リンゴ酸、トコフェロール、水
公式サイトでは、基材の水から、保湿成分、保存料、乳化剤、PH調整剤など、全成分の配合目的がきちんと表示されており、さらに一般の化粧品会社では絶対と言っていいほど公開されない配合率・配合量まで公開されています。
その姿勢がとても信頼できる会社です。
さらに1968年から愛され続けているという歴史を見れば、その品質はお墨付きですよね。
また、低価格なので惜しげもなくたっぷりバシャバシャとお肌に与えることができるというのはとても魅力的です。
ちふれ化粧品、敏感肌にはどうなの?
ちふれの化粧品は肌質に合わせて保湿感を選ぶことができ、無香料や無着色にこだわり、比較的シンプルな成分構成で作られているので、敏感肌さんも試してみる価値はアリだと思います。
トライアルセットはありませんが、全体的に低価格なので思い切って購入してみて、ダメでも諦めがつきやすいかと。
(百貨店のちふれコーナーではサンプルがもらえることもありますので、どうしてもお試ししてからじゃないと!という方は百貨店・デパートのちふれカウンターへ行ってみてください)
また、ちふれのスキンケアライン、ノンアルコールタイプも作られているのも敏感肌さんにとってうれしいポイント。
アルコールに刺激を感じやすい人は、ノンアルコールタイプの化粧水や美容液を選んでみてくださいね。
さらに、ちふれ化粧品はメイクアップ用品も充実しています。
特に、口紅は300円(別途ケースが必要ですが、なしでも使えます)という安さで20色弱のバリエーションがあり、美容液並にヒアルロン酸を配合している人気アイテムです。
敏感肌さんの中には、合わない口紅を使うと唇の皮がめくれてしまったり、口唇ヘルペスができやすくなったりしてしまう人が少なくないと思いますが、ちふれの口紅は「唇の皮がめくれにくい」という口コミが多いので試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに伊藤羊子も300円だしいいか、と買ってみたところ、唇は荒れないし発色も綺麗だし意外と良かったです。
変な香りや味もないのも好印象。なので今2本持ってます。
ただし、どうしても色持ちは他ブランドに比べてやや弱めかも?
それでもコスパと買いやすさ、使いやすさを考えるとじゅうぶんなクオリティ―だと思います。
いくつか買って、あちこちに入れておける気軽さも本当に嬉しいです。
ちふれ おすすめアイテムTOP3
ちふれ化粧品の中で、敏感肌さんにチェックしてみてほしいお勧めアイテムを3つ選びました!
成分の詳細については、公式サイトの商品ページや、店頭で実際に商品を手に取って確認してみてください。
1)美容液 ノンアルコールタイプ
ヒアルロン酸、トレハロースなどの保湿成分で集中保湿ケア。
乾燥による小じわを目立たなくさせてくれます。
@コスメでも「何本もリピートしてます!」「安いのにいい仕事してくれます!」など、好評です。
乾燥対策は冬だけでなく、夏の冷房の効いた場所でも必須。
美容液なのに600円というお値段なのでぜひ試してみて。
2)美容液シートマスク
4枚入りで760円。
たっぷりの美容液がしみこんだシートを顔に乗せるだけで、お疲れ肌対策ができちゃいます。
こちらもノンアルコールタイプでアルコールに刺激を感じやすい敏感肌さんにも安心。
やや大きめで厚みのあるシートマスクでしっかりうるおい補給を。
3)口紅
300円という低価格ながらも、発色がよくかわいいベージュピンクやコーラルオレンジなど流行の色もそろっています。
たっぷりのヒアルロン酸配合でしっとり感高め。
唇が荒れにくい、と口コミでも評判のアイテムです。
プチプラなので、新たな色味に挑戦してみたいけど似合うかどうか心配・・・というときにも便利。
ちふれ化粧品、気になる人はまず1度使ってみて
これまでちふれ化粧品のコーナーがあることは知っていても素通りしていた人、気にはなっていたけどなんとなくいいのかどうか分からなくて試す気持ちになれなかった人も、使ってみてお肌に合えばとても安価で安心して使えるブランドです。
一度試してみる価値は大アリですよ♪
ちふれ化粧品は全国のドラッグストアやイオン等のショッピングセンターの化粧品コーナー、百貨店などで買うことができます。
オンラインショップもあるので、チェックしてみてくださいね。
【あわせて読みたい関連記事】
敏感肌さんに本当におすすめしたい化粧品@敏感肌のスキンケア研究所
ニベアの敏感肌的有効活用法まとめ&使うときに気をつけるべきこと3つ
小林製薬のSaikiさいき(ローション・乳液・クリーム)ってどう?成分・口コミまとめ
カネボウ freeplus(フリープラス)の特長・口コミまとめ&リニューアルしたウォータリークリームを使ってみました